ユーザー体験

接続方式 ユニバーサルアクセスメソッド
初回接続

未認証ユーザーがiOSのCNAまたはAndroid OSのCPDで検知され埋め込みブラウザにリダイレクトされた場合、wiffyのキャプティブポータルではその対策としてログインボタンを一旦、非表示とします。

ここでユーザーに対し、

  1. ログインに必要なパラメタを含むURLをコピーさせ、
  2. 埋め込みブラウザの表示をキャンセルさせ、
  3. 標準ブラウザのアドレスバーにペーストして開き直させることで、
初めてログインボタンを表示します。

こうして埋め込みブラウザを標準ブラウザに置換させることで、Googleログイン時にエラーが返却されることなく、LINEログイン時も(メールアドレスとパスワードの手入力でなく)インストール済みのLINEアプリにディープリンクしやすくなりログインがスムーズになります。

なお、キャプティブポータルで埋め込みブラウザが利用されるのは、標準ブラウザに保存された個人情報を保護し、フィッシング目的の偽Wi-Fi発信者の侵入を防ぐためです。
次回接続

iOS端末では初回接続時に「埋め込みブラウザの表示をキャンセルさせ」た結果「自動ログイン」モードがオフになります。この結果、次回以降の接続時にキャプティブポータルの自動起動が抑制されますが、次の様な対処法があります。

  • 初回利用時に接続完了ページに表示される案内をユーザーが把握し次回以降自動ログインを有効にすれば、ポータルが起動します。
  • なおSSIDの接続履歴(ネットワーク設定)を削除することでも初回と同様に自動ログインが有効となり、ポータルが起動します。
  • より丁寧に案内するには次の様なショップカードを提示し、下の方のQRコードで直接的にポータルに誘導することも可能です。

FAQ

どれくらいの利用が見込めますか?

2025年2月10日にオープンした珈琲館神戸旧居留地店では、カフェ業態での必須アメニティであるインターネット接続サービスにウィフィーをご採用。日に数人〜十数人ほどに利用されております。

  • 新規LINEユーザー(友だち)をFREE Wi-Fi経由でごく自然に獲得
  • 訪日客に配慮しGoogle, Kakao, WeChat(微信)によるログインも許可
  • 適切な利用制限と不正利用対策(1回1時間×1日3回まで, 隣接住民の接続を遮断)
FREE Wi-FiのSSID(Wi-Fiの名前)やPSK(無線区間の通信を暗号化するためのパスワード)は自由に設定できますか?

初期設定上、Wi-Fi名(SSID)は「wiffy」となります。PSKを掛けずOWEによる無線区間の暗号化を施します。SSIDは信頼性の高い公衆無線LAN(public Wi-Fi)として定評のある「wiffy」とするのが定石ですが、機器の出荷前にご希望の設定を施すこともできます。

FREE Wi-Fiユーザーに案内するステッカー等は提供していただけますか?

次のようなショップカード(表面が日本語で、裏面が英語のもの)を配布しております。

wiffyショップカード

あるいは代わりとなるものをこちらから印刷してユーザーに案内することができます。

既存のルーターにwiffyの無線機器を追加する場合、ゲストが業務用のネットワークにアクセスすることはありませんか?

ありません。wiffyの無線ルーターは、ユーザーに既設ネットワークとは別のネットワークアドレスを割り当て、内部ネットワーク(パソコン、プリンタ、レジ、上位ルーターなど)へのアクセスを遮断し、インターネットへのアクセスのみを許可します。

既設のルーターにwiffyを取り付けた場合、既設ネットワークの通信に影響はありますか?

はい、多少の影響がございます。なお、wiffyの無線ネットワークユーザーには、ダウンロードおよびアップロード速度の制限を設けます。また、同時接続人数を絞ることができ、このような調整により、接続先となる既設ネットワークへの負荷をなるべく抑制します。

FREE Wi-Fiユーザー端末同士の通信は遮断されますか?

はい。

店舗スタッフが業務用タブレットをFREE Wi-Fi用のSSIDに接続しているようですが、これは少々まずいです。

業務用の無線機器のMACアドレスを全てご教示いただければ、接続できないようにすることが可能です。

店舗の営業時間外はFREE Wi-Fiの電波を止めれますか?

はい。電波のOFF/ONをスケジュール設定により自動化します。

電波の到達範囲を絞れますか?

はい。ある程度可能です。また、機器を追加することで無線の到達範囲を拡張できます。

明らかに隣の店舗や隣人がほぼ毎日、当店のFREE Wi-Fiを利用しているようです。

そのようなユーザーを特定し、今後はwiffyの無線ネットワークにログインできないようにすることができます。

店舗スタッフの個人スマホ向けにはログイン認証や利用回数制限を設けたくない。

スタッフ様の持ち込みスマホのMACアドレス(端末識別子)をwiffyに登録することで、認証や制限を回避する運用が可能です。

キャプティブポータルは多言語切替表示ができますか?

標準サービスでは日本語と国際標準語(アメリカ英語)のみです。それ以外の言語を追加する場合は追加言語数分の初期費用を要します。

FREE Wi-Fiログイン後(インターネット接続後)の転送先は自由に設定できますか?

はい。

FREE Wi-Fi用のVLANにコンテンツフィルタを適用できますか?フードコートで長居する学生達がいるので少し心配です。

はい。

特に訪日観光客の(食事後の)居座りが散見されますが、店舗の回転率を考慮したFREE Wi-Fiの利用制限を設けられますか?

はい。1回あたりの接続時間の制限(例:1回15分で強制切断)、1日あたりの利用回数の制限(例:1日3回までログイン可能)を設定できます。

初期費用はかかりますか?
  • 初期費用は標準的な提供内容では不要です。ヒアリングに基づき適切な設定を施した機器や必要な長さのLANケーブルを送付します。
  • 標準提供のキャプティブポータルをカスタマイズする等の場合は数万円ほどの初期費用を要します。
  • 設置・配線・電気工事が必要な場合は個別見積りいたします。
月額費用(サービス内容)の内訳が知りたい。
  • 機器のレンタル費用と保守費用
  • キャプティブポータルや機器の遠隔管理のためのクラウドサーバー利用料
  • サポート費用(操作方法や仕様に関する質疑応答、遠隔からの設定変更、不具合の切り分け、機器の交換手続き他を、当社営業時間内で対応(土日祝日を除く))
設置や接続に自信がありません。

例えばLINEのビデオ通話を用いて、設置場所や既設ルーター機器類を写して頂きながら、適切な指示を差し上げます。

故障の際の交換手続きについて。
  • 故障機器を当社指定場所に郵送してください(送料はご負担ください)。
  • 機器の返却確認後、代替機に設定を復元し貴社指定場所に郵送します。
  • サービス契約期間中の故障時交換は12ヶ月中に1回までとなります。それ以上故障した場合は有償での交換対応となるため、現場での取り扱いには十分にご注意ください。
無償交換が適用できないケースはありますか?

次のようなケース、用法が確認された場合、無償交換をお断りさせていただきます。

  • 不慮の火災や水没、落下により損傷した場合。
  • 雷、洪水、竜巻、地震、大雨などの自然災害により損傷した場合。
  • 何らかの方法で塗装、ブランドを変更、または物理的に変更された場合。
  • イーサネットケーブルや光ファイバーケーブルのエラーまたは欠陥により損傷した場合。
  • 法定周波数チャネル内での操作、出力電力の動的周波数選択要件など、現地の国の規制に拠らず使用された場合。
  • クイックスタートガイド等に記載の推奨事項および公開された仕様に準拠して設置、操作、または保守されていない場合。
  • サードパーティのハードウェア、ソフトウェア、またはファームウェアを使用した結果として損傷または不具合を生じた場合。
  • 製品周辺の気流の動きに伴う、電力サージ、不適切な電源、電流変動、腐食環境への設置、誘導振動、調和振動、または共振により損傷した場合。特に、停電後の復電時の過電流・過電圧には常識的な対策(停電前〜復電前に電源から電源コードを抜く、無停電電源装置と組み合わせて運用する等)が求められます。
  • 再販業者、顧客または第三者による誤用、乱用、不適切な取り扱い、変更、修正または修理、過失、落雷を含む異常な物理的、電磁的または電気的ストレス、または事故にさらされ損傷した場合。
キャプティブポータルが表示されないようです。

次回利用時のiPhone固有の問題となりますが、

  1. 接続中のWi-Fi名(SSID)をタップし、
  2. 設定ページから「自動ログイン」を有効化し、
  3. SSIDに接続し直すことで、
キャプティブポータルを起動できます。