一般的な無線LANルータとの違いは?
家電量販店などで購入可能な家庭用の機器との大きな違いは、同時利用可能な人数が多いことです。
また、Free Wi-Fiとして公開する場合に、簡単にアクセスできるSNSサインインシステムが利用できるので、パスワードを配布するなどの手間からも解放され、セキュリティとアクセシビリティを両立したインターネット接続サービスをwiffy専用無線LANルータ(アクセスポイント)が届いたその日から公開できます。
wiffyで使える便利な機能 | |
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同時利用可能人数 | 30〜60人 |
Wi-Fi接続手続き | SNSログイン、またはメールアドレス登録 |
利用回数制限 | 1日3回、5回、無制限、など |
接続時間制限 | 1回あたり15分、30分、無制限、など |
通信速度制限 | Free用は常時5Mbpsに落とし、業務用は無制限、など |
クライアント分離 | 同じSSIDを利用している端末同士の相互アクセスを遮断 |
すでに携帯電話会社のWi-Fiを設置しています
携帯電話会社(通信キャリア)が配布している無線LANルータは、店舗には無料または格安で導入できますが、通信キャリアのスマートフォンを契約していないお客様はご利用になれません。
また、大手通信キャリア(3大キャリア)の電波(SSID)を多く出すことになるため、店舗独自の電波を出すことができる仕様であっても、ゲスト(来訪客)や従業員は目的のSSIDを見つけることが困難になります。
訪日観光客など無料インターネットを求めている方々により快適なWi-Fiをご利用いただくために、店舗独自のSSID名+事前登録不要のウィフィーをご提供ください。
スタンダードとハイパワープランの違いはなんですか?
Standardは最大転送速度が750Mbps、Hi-Powerは1200Mbps。
Standardプランのアクセスポイントでも、高機能機なプロフェッショナル用途に対応しているため、通常のWi-Fi運用であれば小規模店舗から大規模な施設までオススメです。その上でさらに特殊な用途が必要な場合にHi-Powerプランをご検討ください。
Hi-Powerプランで追加可能な機能 | |
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PoE対応 | 給電可能なLANケーブルで壁や天井に取り付けたアクセスポイントへ配線することで、電源とインターネットモデムから最大100m離れた場所に取り付け可能になります。 |
LTE対応 | LTE契約SIMをセットしたLTEドングルを機器にセットし、インターネットへ接続できます。光回線契約とモデムが不要となり、電源一本でどこでも置けます(LAN配線不要)。 |
ゲスト用SSIDのパスワードは無しですが、安全性は?
フリーワィファイの利便性(接続の容易さ)を優先し、SSIDの暗号化キーはオープンとしております。この場合、悪意のある第三者にとって、無線区間の通信内容を傍受することが可能ですが、利用者様には、接続ポータル上で以下の勧告をしております。
- ゲスト用SSID接続後のインターネット通信はhttps://から始まるウェブ通信のみをお勧めします。
- 仕事で会社への情報リソースにアクセスする場合は、VPNソフトを起動して通信区間全体を秘匿して下さい。
ヒント:https://~
信頼できるウェブサイトやサーバとの間で、インターネット上でデータを暗号化して送受信する方法(SSL:Secure Socket Layer)が有効です。
特に、ID・パスワードなどのログイン情報、クレジットカード番号や暗証番号といった大切な情報、名前や住所、写真、動画などのプライバシー性の高い情報をやりとりするときには、「SSL」による暗号化がされていることを確認してから、送受信するようにしましょう。この約束を守ることで、「通信内容が盗み見られる」ことを防げます。
ヒント:Wi-Fi暗号化ソフト TREND MICRO フリーWi-Fiプロテクション
このソフトをスマートフォンなどに常駐しておくと、Wi-Fi利用時に通信を暗号化します。Wi-Fi利用時に接続先の情報を通知し、通信暗号化のON/OFFを選択できます。通信を暗号化していないWi-Fi(公共エリアの公衆無線LANサービスなど)に接続した場合、自動的に通信を暗号化します。
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アクセスポイントの接続方法を教えてください
構成1(ONUとの直接接続)
↓(光信号)
↓(デジタル信号,PPPoE認証)
↓(DHCP,Wi-Fi)
※wiffy専用アクセスポイントのWANポートにPPPoE接続の設定を施し、無線LANルーターとして機能させます。
構成2(既設BBRとの接続)
↓(光信号)
↓(デジタル信号,PPPoE認証)
↓(DHCP)
↓(DHCP,Wi-Fi)
※wiffy専用アクセスポイントのWANポートはブロードバンド・ルーターからDHCPでIPアドレスを自動取得する設定とし、無線LANアクセスポイントとして機能させます。
光回線終端装置(ONU)とは
ONU(Optical Network Unit)は光信号をデジタル信号に変換する装置です。通常、インターネット接続事業者から貸与されるものです。
ONUから直接LANケーブルでノートPCなどの端末に接続し、端末側に事業者から貸与されたONUの情報(PPPoE認証のためのID/パスワード等)の設定を行えばインターネットは利用可能になります。ただし、ONUは信号の変換をするのが主な役割のため、多数の端末との同時通信機能は持ち合わせていません。
ブロードバンド・ルーター(BBR)とは
ONUにこのルーターを接続すると、複数の端末が同時にインターネットへ接続することができます。また、ルーターに接続されている端末同士も通信できるようになります。
ルーターにはルーティング機能と呼ばれるものを持っていて、複数の端末からの通信が正しく行われるように調整、制御しています。ONUとルーターの2つがあれば、複数の端末をインターネットへと接続できるようになります。
ルーターと端末の接続方法は、LANケーブルで接続する方法と、無線(Wi-Fi)によって接続する方法の2種類があります。LANケーブルによる接続(有線接続)は、単にルーターと端末とをLANケーブルで接続するれば完了です。
最近普及している無線LANルーターは、名前の通り無線で複数の端末をインターネットに接続するルーターです。スマートフォンやタブレットなど有線ポートを持たない端末でもインターネット通信が可能になります。
wiffy専用アクセスポイントは、無線LAN/有線LANのどちらの機能も兼ね備え、ONUとの直接接続も可能なブロードバンド・ルーターとなります
ONUとwiffy専用アクセスポイントを有線接続し、PPPoE認証の設定を行えば、ルーターとして動作し、業務用の無線LAN/有線LANネットワークの形成と、ゲスト向けの無線LANによるインターネット接続サービスをすぐに利用開始できます。
すでにブロードバンド・ルーターを設置されている場合は、そのルーターの空いているLANポートとwiffy専用アクセスポイントを接続し、ゲスト向けの無線LANによるインターネット接続サービスをすぐに利用開始できます(業務用のネットワークは既設のルーターがすでに担っていることでしょう)。
wiffyってなんて読むの?
ウィフィー、もしくは、ウィーフィーと読んでください。なお、Wi-Fiは「ワィファイ」と読みます。
wiffyはWi-Fiの、新しいカタチです。
耐環境性能(防塵・防水)を考慮したアクセスポイントはありますか?
ございます。IP55水準に対応した機器がございます。詳しくは、お問い合わせください。
アクセスポイントを買い取ることはできますか?
はい、その場合、新品のアクセスポイントと付属品一式を納品します。クラウド利用料は別途発生しますので、詳しくは、お問い合わせください。
アクセスポイントの設置工事をお願いできますか?
アクセスポイントの壁面設置や高所取付、LAN配線などの出張工事をお受けしております。詳しくは、お問い合わせください。
注文から納品まで、どのくらいかかりますか?
機器台数や設定要件にもよりますが、およそ1〜2週間とお考えください。